青汁とは

青汁を飲むと便が緑色になる?

「青汁を飲み始めたら、便が緑色になった!!」 青汁の、多くの愛飲者が最初に直面する症状です。
青汁の成分!?、それとも飲み過ぎた!? 色々不安になりますが、何も問題はありません。
今回は、青汁初心者が必ず通る道と言っても過言ではない「緑色の便」についてご紹介させていただきます。

■驚きの緑色・・・その正体は「葉緑素」
緑色の便の正体は、青汁に含まれる「葉緑素」です。
青汁には、多くの葉緑素(クロロフィル)が含まれています。
葉緑素は人体に吸収され難く、余分な葉緑素が便に混じった状態で体外に排便されてしまい、結果として緑色をした便になるのです。
この症状は、青汁を飲んだ後によく見られる特徴なのですが、実際には、ホウレン草や小松菜などを食べた後にも同じような症状が現れます。
つまり、葉緑素の多い野菜を摂取するときに見られる特徴なのです。
青汁に含まれる葉緑素は無害ですので、特に何も問題にはなりません。
無害どころか、素晴らしい効果をもたらしてくれます。

■飲み過ぎたから緑色??
青汁を飲み過ぎたから、緑色の便が出てきたのでしょうか? その答えは「No!」です。
青汁は非常に高濃度な野菜の絞り汁です。
高濃度が故に、コップ1杯の青汁でも葉緑素が便に混じって出てきてしまいます。
1杯飲んだだけで緑色の便が出てくるという事は、それだけ品質の高い青汁を飲んでいるという事ではないでしょうか。

■葉緑素の効能
余分な葉緑素が便を緑色にする。
ならば、いくぶんかは体内に吸収されているはずです。
葉緑素は人間の体にどのように作用するのでしょうか。
第一の特徴は、貧血の予防と改善です。
体内で血液を作るときに必要なヘモグロビンの生成を助ける働きがあります。
第二の特徴は、コレステロール値の減少。
葉緑素には悪玉コレステロールの排出を助ける効果があり、動脈硬化や糖尿病等を予防することが出来ます。
第三の特徴は、ビタミンCやビタミンB群の効果を高める働きがあり、殺菌作用や殺菌作用を持っています。
お肌のツヤやハリを若々しく保つために必要な作用です。

■時には黒い便になることも
緑色だけではなく、時に黒色っぽくなる場合もありますが、こちらも心配はありません。
黒っぽくなる原因は、青汁に含まれる鉄分が便に混じっているからです。
青汁は鉄分も豊富に含んでいるため、体内にすべて吸収されず、余分な鉄分が排出されます。
排出されているからと言って吸収されていないわけではなく、あくまでも、葉緑素と同様に余分なものが便として排出されます。
それだけ青汁には沢山の栄養素が含まれている証拠とも受け取れます。

■便の色の危険信号!?どんな色が危険なの?
体に痛み等の症状が現れていない場合は、特に気にする必要はありません。
その場合は単純に、青汁の鉄分が便に混じっているだけです。
まれにですが、体に異変が起こっている可能性がありますので、合わせてご紹介させていただきます。
危険信号なのは、コールタールのような柔らかく黒い便が大量に出る場合です。
その場合は、早急に医師の診断を受けたほうが良いでしょう。
何故ならば、胃や腸から出血している可能性があるからです。
コールタールのような黒い便がでるほど大猟の出血があるならば、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの症状が体に現れているはずです。

■まとめ
いかがでしたでしょうか? 青汁初心者の「あるある」をご紹介させていただきました。
高濃度に濃縮された青汁は、体が吸収しきれないほどの豊富な栄養素を含んでいます。
1日1杯の青汁を続けることで、若々しく健康でい続けることができるでしょう。

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