青汁とは

青汁はお湯で溶かしても大丈夫なの?

生野菜を手軽に取れるのが特徴の青汁。
その青汁に豊富に含まれるビタミンCは熱に弱い。
これは、ビタミンCの基礎知識として広く知られている事実です。
では、青汁を温めると折角のビタミンCが失われてしまうのでしょうか? その答えは「No!!」です。
確かにビタミンCは熱に弱く破壊されてしまいますが、青汁に含まれるビタミンCの全てが破壊されるわけではありません。
今回は、青汁に対する熱との関係、特に熱に弱いとされるビタミンCについてご紹介させていただきます。

■ビタミンCは熱に弱い?
ビタミンCが熱によって破壊されるま間違いありません。
しかし、どの程度の熱でどの程度破壊されるのかを正確に知っている人は少ないでしょう。
実は、摂氏100度の熱湯で3時間ほど加熱した時に失われるビタミンCは、全体のわずか10%程度なのです。
24時間以上加熱しても、その破壊の程度は25%程度です。
全体の10%を大きな破壊と考えるか否か、個人差はありますが、多くのビタミンCが含まれている青汁にとって、10%の破壊は問題にならないと考えてもおかしくはありません。

■なぜ「熱」がクローズアップされたのか
そもそも、なぜ「熱」がクローズアップされたのか。
それは、青汁ではなく「生野菜」に対する熱の知識がクローズアップされたからではないでしょうか。
生野菜をお湯で熱すると、多い時で実に80%の栄養素がお湯に溶け出してしまいます。
80%といえば、それはかなりの量です。
栄養が抜けた野菜を食べても、あまり意味がありませんので、汁ごと食べるというのが一般的です。
野菜のスープはとても理にかなった食べ物ということが理解できます。

■熱湯で溶かしても、青汁は問題ありません。
青汁に含まれるビタミンが破壊されてしまったとしても10%程度です。
さらに、生野菜の形ではなく、粉末状になっていますから、汁ごと飲んでいることと同じです。
温めた青汁を用意したとしても、栄養素が抜けることはほぼありません。

■オススメの青汁暖かレシピ
青汁を熱湯で溶かして飲んでも、栄養素には特に影響が無い事がわかって頂けたかと思います。
ここで、オススメの温かい青汁レシピをご紹介します。

「青汁 + マシュマロ」

熱湯を注いだ青汁をマグカップに用意し、その中にマシュマロを一つ落とします。
スプーンで突っついて少しずつ溶かします。
マシュマロが少しずつ溶けて、最終的には甘い抹茶ミルクのような味わいになります。
マシュマロなのでミルクよりも甘みとコクがあり、とても美味しく頂けます。

■まとめ
いかがでしたでしょうか? 確かにビタミンは熱で破壊されてしまいます。
生野菜を茹でると、その栄養素の80%近くがお湯に溶け出してしまうのも、ショックな話です。
でも、青汁は大丈夫。
お湯に栄養素が融けだしたとしても、お湯ごと飲むから栄養素が逃げることはありません。
さらに、熱によるビタミンCの破壊も10%程度です。
冬はホットで青汁を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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